"chunbirdの自由帳"

ゲームの感想やコンビニシュークリーム評を淡々と綴っていきたい...

ストリートファイター5 CE ジュリ バランス調整雑感 

皆さんこんにちは、chunbirdです。

前回の記事の投稿から3年が経ちました。はい、3年です。恐ろしいですね。
私が投稿をさぼっている間にストリートファイター5の環境は大きく変わり、愛しのジュリちゃんもなんかいろいろと強くなっています。

格ゲー界隈も配信が主流になり、Youtube君やSNSでの情報収集がメインの手段になっている方も多いのではないでしょうか。

そんな2022年の3月に、ブログで情報を仕入れようとしている存在しているのか疑わしい層向けに、独断と偏見で記事を書いていきます。

前置きが長くなりましたが、スト5最後の調整「CE202203 Ver.」でジュリちゃんがどうなったのか見ていきましょう。

まずは前置きとして、今回のバランス調整の方針について軽く触れていきます。
公式のシャドルー格闘家研究所が各キャラ細かいコメントを付してくれているので、細かいところはそちらを見て頂くとして、ここでは雑に要素をピックアップしていきます。

全体のバランス調整方針について

  • 全体的にはアッパー調整
  • 画面端空中コンボの難度緩和
  • 立ち回りでの強技が差し返されやすく
  • 中足確認系の頑張りポイントが増加
  • 弾CAのダメージ配分が変更

超ざっくりまとめるとこんな感じでしょうか。それぞれ詳しく見ていきます。

 

全体的にはアッパー調整

一部の上位キャラはいろいろお仕置きを食らっていますが、基本的にはアッパー調整かと思います。また、毎度のことながらVスキル・Vトリガーも使用率の低いものにテコ入れが入っています。

開発側としてもスト5全体のレベルがかなり高くなっていることは認識しているようで、下位キャラ達に戦うための武器を増やしたかったのだろうな...という印象です。

画面端空中コンボの難度緩和

これはずっと前から言われていた部分ですね。Ex天狐など一部キャラの空中で拾い直す技が画面端だとやたら難しくなっていたのですが、「空中の相手を追い越さない」という調整が入り気軽に決められるようになりました。(ジュリちゃんのEx風破もこうなって欲しかった・・・)

これ、とってもいい調整だと思うのですが一番恩恵を受けそうなかりん使いがそもそも死滅しそうで若干不安です。

立ち回りでの強技が差し返されやすく

春麗の立ち大Pやガイルのリバスピなど、名だたる強技たちの硬直が軒並み増えています。差し返しがしやすくなった半面、ちょっとかわいそうな技たちもチラホラ・・・

 

中足確認系の頑張りポイントが増加

ナッシュやガイルなどの、今まで中足からキャンセルできなかったキャラたちが、中足キャンセルできるようになりました。Vスキル強化時やトリガー発動時限定ではありますが下段からリターンを取りに行けるようになっていますね。

最近のスト5の防御手段は後ろ下がりとファジー小パンが主流なことを考えると、確かに下段から崩せないと辛いところではありますが、ガイルにつけて大丈夫??これオメガエディションじゃないよ??

弾CAのダメージ配分が変更

ジュリちゃんの殺界風破斬をはじめとする弾CAのダメージ配分が少し変更されました。具体的には最終段のダメージ割合が増加したことで、相手の弾と相殺した際に与えられるダメージが大きくなりました。
一説では根性値補正の影響も受けづらくなったと言われていますが本当にそうなのでしょうか?? 結構気になるポイントだと思うので、ジュリちゃんの調整内容の項目で詳しく見ていきます。

ジュリちゃんの調整

ここからはジュリちゃんの調整を見ていきます。待望のEX弱風破はあるのか!?

EX風破は無かったもののALL強化っぽい!偉大なるカプコンに敬礼!
Vトリ2は全く心惹かれないのでどうでもいいのですが、いろいろ面白そうな調整が多いですね。気になる個所を細かく見ていきましょう。

立ち中P・立ち強Pのヒット時有利フレーム増加

えっ?いいんですか?って感じの調整ですね。いろいろ繋がるようになりました。
・強P > Ex両断殺
・強P > 強両断殺
・中P > 弱両断殺
・中P > 中足 

・中P > しゃがみ中P
シーズン1の頃は中P>弱Kしか繋がらなくて嘆いていましたが、まさかこんなことになるなんて・・・選択肢が多すぎて逆に迷っちゃいますね。

個人的には中Pがカウンターヒットした時に強攻撃に繋げられるようになったのが嬉しいですね。
・中P(ch) > 強P
・中P(ch) > 大足

特に中P(ch) > 強Pの始動はクラカン補正がかからないため、風破のタメ状況によっては無敵技への最大お仕置きになる場合もありそうですね。整理しておいた方がよさげです。(誰かまとめてくれ~)

弱天穿輪のヒットバック縮小

これもいいんですか?って内容の調整ですね。
これまでの弱天穿輪は+2Fが取れるものの距離が離れてしまうため、「歩いて中P or 強引に歩き投げ」 といった展開の速さで誤魔化しながら攻める必要がありました。
(4強K > 弱天穿輪 であれば密着が作れたのですが、なかなかそんな機会もないですよね)

それがなんと、今回の調整を受けてかなりの強化を受けています。
具体的には以下のようなコンボから投げを埋めることができるようになりました。
 ①コアコパ > 弱天穿輪 
 ②(密着)中P > >中足 > 弱天穿輪
 ③しゃがみ弱P > 中P > 中足 > 弱天穿輪

特に、①②の後は相手が後ろ歩きをしていても投げ間合いから逃げられず強力な択を仕掛けることができます。③は後ろ歩きで投げを回避できますが、その場ガードであれば投げが可能です。
これ結構強くないですか?私めちゃくちゃ可能性を感じます。

 

化殺襲レベル2の吹き飛び距離減少

ひょっとして起き攻めに行けるようになったのかと思いましたが、そんなことはなかったです。
「化殺襲レベル2 > 前ステ」後の有利フレームを調べましたがその場受け身に5分、後ろ受け身に+5F(技が届かない)でした。4Fキャラ相手にはいいかもしれませんが、正直微妙な起き攻めするくらいならVスキル貯め直したいですね。被画面端近くで入れ替えた時くらいしか恩恵を感じられないような・・・うーむよくわからん。

CAのダメージ配分変更

弾速が上がりダメージ配分が変更されたことで、弾と相殺した際のリターンが上がっていますね。コンボで使用した際のダメージも根性値込みで計算してみましたが正直思っていたほどの差はなかったです。
計算は以下の条件で行いました。
・計算式は「強P > 中風破 > しゃがみ中P > 中両断 > CA」のコンボで計測
・相手キャラの体力は 1000 を想定
・相手の残体力が「500・400・390」の際の与ダメージを比較

結果は以下の通りです。上が調整前下が調整後になります。

体力500と体力400では調整後の方がダメージが高くなりましたが、体力390になると調整前の方がダメージが高かった結果となりました。
選択したコンボや相手の体力次第で結果はいろいろと異なってきますが、必ずしも与ダメージが増えている・・・というわけではなさそうです。ダメージ計算難しいですね。

最後に

さて、ざっと駆け足で見てきましたがかなり追い風の調整ではないでしょうか。ジュリちゃん単体で見てもできることが増えていますし、相対的にも強化されていそうな気がします。

ジュリちゃんはシーズンを重ねるごとにコンボルートが増えており、いまさら手を出すのはちょっと・・・と思われるかもしれませんが、雑に使っても楽しいキャラですし何より可愛さTierなら断トツのSSSランクなのでぜひ触ってみてください。
かりん使いの皆様の移住を心からお待ちしております。